学習発表会

昨年に続き「滋賀からあの夫婦がやって来た」。

場所

渋谷

メンバー

ネット仲間

人数(自分含む)

4名→2名

飲んだもの

日本酒2合くらい(黒龍ほか)、梅酒ロック1、サングリア1

所見

会場は昨年とは打って変わって和風居酒屋「えん」。
昨年の渋谷マヌエルは、店内が音楽でうるさかったのと、料理が今ひとつだったのとで場所を変えることに。(マヌエルはその時のシェフによってはとてもおいしいこともあります。念のため。)
とにかく早めに予約を取り、半個室を確保。
周りの話し声はさほど気にならず、料理も悪くない。そして酒がうまい。一人頭5千円前後で充分満足できる店。

学習の成果

私がスペイン語の勉強を二十数年ぶりに再開したのは、1年前に滋賀のおじさまのお連れ合いのLさん(ボリビア出身)にお目にかかった時に殆ど会話ができなかった悔しさがきっかけのひとつになっていると思う。(おじさまに通訳させまくって2人分喋らせてた。えろう面倒かけました。)
どうにか過去形の勉強は一通り済んでおり、当日店に向かう電車の中で、話題を予測して動詞や形容詞を辞書で軽くチェックしておいたのも功を奏し、思った以上に会話が成立した。
まあ今の私のスペイン語なら英語の方がずっとましなんですが、「スペイン語勉強中」がひとつの話題のキーになって話が弾むわけでして。
しかし過去形を知らないことには殆ど会話が成立しないのだと、つくづく実感。
スペイン語サークルに入ったのは7ヶ月前。「7ヶ月にしてはすごい」とLさんは褒めてくれたが、大学時代も合わせると3年7ヶ月であります。3年以上やっててまだ過去形ってアータ。


一方のLさんは日本語の勉強を始めて1年あまり。
「刺身は好きですか」と尋ねてみたが、このレベルの日本語ならもちろん楽勝の様子。(ちなみに刺身は大好きとのことで、お造り盛り合わせを追加注文した。また、唐辛子は好きだがワサビは苦手だそう。)
しかし日本語の文法の複雑さには閉口しているという。
で、私が「殆どの日本人は日本語の文法を理解していないし説明することもできない」とスペイン語で言おうとするも動詞「説明する(explicar)」が言えずに頓挫。語彙なさすぎ。こういう時は突如英語が混ざる。
また「有名」と「夢」を区別できるか尋ねたところ、気を付ければ発音はできるが聞き分けるのが難しいという。長音や促音はやはり鬼門のようだ。
またllの発音はスペインに比べてボリビアの方が柔らかい(濁らない)とのこと。


ちなみにご夫婦の会話は今のところ基本スペイン語、たまに英語、日本語チョボチョボといったところ。
1年あまり帰省していないLさんだが、昨年会った時よりも生き生きしているように見えた。柔軟な味覚の持ち主で日本食は気に入っているそうだし、暮らしにもだいぶ慣れたのかも知れない。
1年後またお目にかかれたら(おじさまの仕事の兼ね合い如何)、互いの上達ぶりを確認し合うことになるだろう。もっとも私がスペイン語を使う必要がないくらいに先方の日本語が上達してしまっている可能性なきにしもあらずだが。
とりあえず来年までに未来形をマスターできるようガンバリマス。