理解する気がないのかできないのか

出来事を書き留めるのを中断して以降、世の中の動きはむしろ激しい。当然モヤモヤもたまる。
モヤモヤを象徴するツイッターでの問答を紹介する。

石平太郎/@liyonyon 2017/02/07 11:53:03
有田芳生氏は「ネトウヨを"ゴキブリ"と呼んでもヘイトスピーチでない」と言う。左翼の「ヘイト」にたいする解釈はどれほど恣意なものであるかはこれでよく分かる。「ヘイト」でないなら、われわれも彼のことを「ゴキブリ」と呼ぼう。むしろ彼ほど、この呼び方に相応しい人間はいないのである。
C.R.A.C./@cracjp 2017/02/09 15:27:07
有田さんも反ヘイトの人たちも誰ひとりとしてそれを「ヘイトスピーチだ!」とか言わないから好きに呼べばいいのではないか? 何かを裏返したつもりでちっとも裏返ってないのはバカの証拠。
C.R.A.C./@cracjp 2017/02/09 22:27:55
いまどきこんな基本的なことすら理解していないとは、石平太郎は教養がなさすぎる
有田芳生/@aritayoshifu 2017/02/09 15:40:39
「何をぬかしやがる。この丸太ん棒め……」(東京新聞「筆洗」)。http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2017020802000137.html

ヘイトの定義を勝手にねじ曲げて「あれがヘイトならこれもヘイト」「あれが違うならこれも違う」と愚にもつかぬ理屈でどんなもんだと胸を張る。みっともないことこの上ない。
東海林さだおヘイトスピーチの意味を取り違えた漫画で批判を浴びたのが2014年。産経新聞が安保反対デモをヘイトスピーチ呼ばわりしたのが2015年。そこから1ミリも進歩しちゃいない。
政権ベッタリ界隈の言説はいつもこう(東海林さだお氏が政権べったりとは思っていない。念のため)。批判そのものに向き合いもせず、別のものとまぜこぜにしてバカの一つ覚えみたいにブ〜メラン、ブ〜メラン。西城秀樹かよ。