今江祥智「ひげのあるおやじたち」問題

朝っぱらからつまらんツイートを見てしまった。
Wikipediaを見てゲンナリ今江祥智解同の圧力に屈しちゃったのね、残念。」

人の訃報に触れて、ろくに調べもせずに不用意な言葉でなじる無神経さには、それこそゲンナリだ。
部落解放同盟からの抗議を受け、今江氏は宅間英夫氏と何度も会って話し合った末に絶版を決めた。そしてその後宅間氏は今江氏と親交を深め、熱心な読者にもなった。自伝的小説「優しさごっこ」にも「友人」として登場。今江氏の娘さんは宅間氏の死に際して号泣したという。
こういうのを「圧力に屈した」というのか。
「ひげのあるおやじたち」復刊に際しての作者の言葉をここで読むことができる。
http://www.meruhenhouse.co.jp/jisaku/jk0805.html

今江祥智のことはまたじっくり書くかも知れないが、とりあえず。

ひげがあろうがなかろうが

ひげがあろうがなかろうが