プロレスリング・ノア in 後楽園ホール(1.25)

ようやく全試合をビデオ観戦。
興行としては、メインのGHCジュニア戦がなければまあ満足できる水準だったかな。見ていて苦々しく感じる箇所はいつもと一緒だけど。
齋藤の試合は、ウリャーとか叫んで技を交互に出し合う攻防ばかりで、いい加減食傷だなあ。相手も付き合っちゃいかんだろ。技の仕掛けが素早いわけでもないから、尚更間延びして見える。特にロープワークがいかん。その場でピョコンと跳ねてから走り出すなんてのは、全日系では考えられない未熟さだ。
あとヨネがマイクで滑ってた。まあいいや。気のすむまでやってくれ。
メインのGHCジュニア戦を見るにつけ、もうノア内で感情むき出しの喧嘩マッチなんて見られないのかなあと寂しくなった。KENTA vs.鈴木鼓太郎フォークダンスみたいなもんです。
場外戦で、工具でKENTAの額を突く鼓太郎。うずくまるKENTAに群がるセコンド陣。はい流血。高橋本で暴露された手管そのままじゃん!
鼓太郎の目指すヒール像は「憎まれるヒール」ではないようだ。むしろずるさで人気を博すヒール像。それ自体はいいと思うが、対戦相手やレフェリーと一丸となって作るヒールキャラなんて、ちゃんちゃらおかしいってもんだ。ホントにレフェリーを騙したら大したものだが……。


試合とは関係ないが、丸藤の解説が鼻についた。聞き取りにくいのには目をつぶるとしても、どうも態度が横柄に感じられる。人と話す時に自然と相手(この場合アナウンサー)への敬意がにじみ出るっていうのはとても大事なことだと思うのだが、丸藤にはそれがない。それとも慣れない解説席で緊張してただけか?