ジャンボ鶴田七回忌興行

プロレスリング・ノアが不参加。理由は、発起人の鶴田保子未亡人が、かつてノア勢と袖を分かった渕正信との会見をした(新聞に載せた)からだと、これは保子さんの弁。
まずいことには、それについて保子さんが自身の掲示板で恨みがましい言葉を並べてしまった。頭の足りないファンが「そんなことを言って一番悲しむのはジャンボ」だの「発表してから交渉するのは順序が逆」だの薄っぺらな批判を浴びせる。批判するなとは言わないが、その人の最もデリケートな箇所に触れる話題なのだから、相応の言い方というのがあるだろうと、少々うんざり。
それにしてもノアの判断は不可解だ。オファーを断った、それだけでもノアにとってはマイナスイメージ。それでなくともノアと保子さんとの間では友好関係が続いていたはず。それでなお断る理由って一体なんだろう。こういう話題になると、やれ仲田龍の態度がどうのと勝手な想像でガーガー言う連中が必ず湧いて出るのだが、そもそも双方の言い分が公になっていない現段階でどっちが悪いかを論じるのはナンセンス。
決裂したものは仕方がない。仕方がないが、結果としてノアは、保子さんをああした言葉を発するような心境に追いやった、そのことが残念でならない。後腐れを残さずにコミュニケートする道はなかったのかと、やり切れない。

追記

先に開催を発表し、「ノアにも参加を呼びかける」とコメント。ノアとしては断ったら外聞が悪いという状況に追いやってしまった。それがまずいというならその通りかも知れない。が、それが不参加の理由との記述はないし、そもそもその一点のみが理由ならば保子さんからああした言葉は出ないだろう。